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実店舗閉店への道

いつまで店舗を続けるのかなんとなく考えていましたが、漠然と思っていた年齢にこの年末でなり、体力のある内にと年内での閉店を決めました。まだかなり先になりますが、無店舗で続けるための準備はやる事が多すぎて少しずつ動いています。家に帰れば、本棚十数本はおけそうなのでもう使えない雑誌やガラクタなどの片付けを始めています。店では処分する前に一度位は使っておきたい場所をとる品をネットでは優先し、他は持ち帰ってゆっくりと売りたい品、均一本にする品など種分けしたり、山になったままの雑誌や映画パンフや美術全集など処分する品も多くあります。他の雑事も果てしなくあるような気分でどこからどう手をつけていいのかという状態ですし、その間に赤字をどんどんと膨らませるわけにもいきません。それでも最後くらいはまだインターネットがない、店を始めた頃のように店売りを楽しめたらと思っています。

できるだけ店頭の均一本を補充していくつもりですし、部屋にあった大量の猫グッズなども店に並べてみました。年末にはもう一度、楽しかった酒持ち込みOKの日でもつくれたらと思っていますので、ぜひ営業期間中にお立ち寄り下さい。

今年の始め、多摩地区の情報誌に掲載されたおかげで数十年ぶりの旧友と再会しました。数年前に亡くなられたという彼の父はその頃でも「あいつはどうしてる」とこちらの事をよく覚えていてくれたようでうれしかったのですが、その時は大量の戦前などの古い本の処分に困ったという話をききました。とりあえずは神田の古書店がきてくれたようで五千円分の品を抜いて行き、残りは「ただ持って行くだけなら」という業者がすべて引き取っていったようです。「それはひどい」とも思いますが、それでも都心の店が来てくれたり、トラックですべて引き取るというのは大変な事で、それでよかったともいえます。実際に種々雑多な品を引き取りに行き、種分けし使えるようにするのに多くの日数や経費をかけていては、とても商売にはなりません。ほとんどは頼んでも来てくれず、来てくれても一向に減らず、自力で少しずつ古本屋に持って行っても値がつかず、ゴミとして処分するにも気力も体力もわかないという方が多いと思います。

実は最近、ネットでの需要は少ないけれど場所によっては店舗販売で何とかなるかもしれない定価の高い本や古い本を、その品にあった店に持ち込んでみています。仕入れ代を回収するのも大変な時代です。これがそのためだけに交通費をかけて持って行く個人であれば、やはり意味のない事になってしまいますが、散歩のついでに発泡酒代にでもなればと思えば、いろいろと興味深い事もわかります。実店舗をやめた後は、自由になる時間は今と違って格段に増えます。本などの処分にお困りの方がいれば、実際に現物をみてどうする事がいちばんよいのか、考えるようなことができればいいと思っています。連絡方法などはそのまま残しておくつもりですので、今後ともよろしくお願いします。
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by nakagami2007 | 2014-09-08 18:11